2018年4月4日水曜日

渡邉知樹個展「どうにもならなかったこと」

こんにちは、スタッフの二宮です。

渡邉知樹個展「どうにもならなかったこと」始まっています。




渡邉知樹くんは、1980年生まれの画家。
23歳の頃から個展で絵を発表するということを始め、
いまでは1年に4,5回は個展を開催するなど、勢力的に活動しています。

タンバリンギャラリーでは、4年前の個展につづき、
2度目の個展開催となります。









絵を描く前にイメージを固めず、画面に向かう知樹くんは、
「絵に自ら意味をもたせたくない」と言います。
個展のタイトルや全体的なトーンは、
展示をする場所とオーナーの雰囲気などに合わせるのだそうで
「これまでの36回!の企画個展の中でも1番静かな展示になったと思います
とのこと。

自由に空を飛ぶような作品が並ぶなか、
「どうにもならなかったこと」という少しさみしげなタイトルのついた展覧会、
見る人はそれぞれに、その意味合いを考えることができます。







画面に描かれる線、塗り、滲み、かすれ、余白、構成、、、
そういったものを、ただただ頭を真っ白にして眺めることの心地よさが、
知樹くんの作品にはあるなあと感じます。

同じものがひとつとしてない鳥のオブジェもとにかくたのしい。
こちらも新作50点が並んでいます。







テーブルの上にある、本コーナーもぜひお見逃しなくです。
大爆笑必須の「大爆笑シリーズ(DBSS)」
即興で描いている原画絵本のシリーズ。
どれも最高です。








文字も絵も言葉も、会場でかかるピアノの音も、
全部知樹くんの世界。やはり、生きることとつながっているのだなあと感じます。
本人も、とても肩の力の抜けたやわらかい人なので、ぜひお話してみてください。





知樹くんは、毎日在廊の予定となっています。

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2018年4月3日(火)〜8日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

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NEXT EXHIBITION>>
2018/4/10(火)~4/15(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

*レセプションパーティー 4月10日(火) 18:00〜20:00

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