2018年6月13日水曜日

新井萌美「melancholic」

こんにちは、スタッフの二宮です。

新井萌美「melancholic」、始まっています。




新井萌美さんは、1993年生まれのアーティスト。
これまで、ZINEなどで作品を発表していましたが、
今回が初めての個展となります。

個展が決まってから描き始めた約50点の作品が、
ギャラリーを埋めています。







「melancholic」というタイトルのついた今展。
コラージュの作品、コラージュに絵を載せた作品、
絵がベースでコラージュが加わっている作品と、
その割合は様々ですが、
頭の中にある断片を切り貼りする様な感覚で、
作品を作られています。

制作するときは、どんなものを作ろうか、何も考えずにその時々に気になっていること、
たとえばヘビとか心臓とか、口から文字が出ることなど、
それらを組み合わせて、絵を作っていきます。

デザイン的でありながら、その場で作り上げるライブ感もあり、
潔さと好きな世界へ没頭する感じが、見ていて気持ちがいいです。







かつては、絵の中に刺繍を組み入れることもしていましたが、
刺繍のスピード感がいまの制作のスピードには追いつかず、
いったんお休みしているそうで、
今回初めて、マトリョーシカという形に絵を落とし込んで、
立体にすることにも挑戦していますし、
その他にも、ぬいぐるみやアクセサリー、お洋服など、
作りたいものがまだまだたくさんあるようです。

コンペに出したり、先生や先輩方に意見を求めるなど、
まだまだ自分の道を模索していますが、
可能性は広がり続けると思うので、
新井さんの大好きな世界を、どんどんと追求して行って欲しいと思いました。






オープニングは、先生やお友達、仲の良い作家の方々で、賑やかにおこなわれました。
 写真は、恩師である伊藤桂司さんと新井さん。
ホログラムがきれいな缶バッチやZINEも3種類と、数量限定で販売しております。
新井さんは、毎日お昼頃から在廊の予定です。
ご本人のキャラクターもとても可愛らしいので、ぜひ会場にいらして
新井さんの世界に触れてみてください。

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2018年6月12日(火)〜6月17日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

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NEXT EXHIBITION>>

2018年6月19日(火)〜6月24日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)
*レセプションパーティー 6月19日(火) 18:00〜20:00

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2018年6月6日水曜日

谷口純弘 写真集「cone and the cityその2」発売記念写真展 「cone and the city EXHIBITION IN TOKYO」

こんにちは、スタッフの二宮です。

谷口純弘 写真集「cone and the cityその2」
発売記念写真展 「cone and the city EXHIBITION IN TOKYO」
始まっています。




谷口純弘さんは、大阪のラジオ局FM802のプロデューサーで、
若手アーティスト発掘プロジェクト「digmeout」のボスであり、
大阪からアジアへ向けて発信する国際的なアートフェア「UNKNOWN ASIA」の
仕掛人でもある、一言では語り尽くせない、
人と街とアートをつなぐ架け橋のような方でありますが、
そんな谷口さんが、2010年から8年間、世界中で撮り続けた「三角コーンのある風景」、
制作費をクラウドファンディングで集めて出版された
「cone and the cityその2」の出版記念展が今展となります。








旅先で、日常の中で、
大阪、台北、香港、バンコク、シンガポール、
ジャカルタ、ソウル、ニューヨーク、パリ、、、
コーンを見つけると、iPhoneでさっと撮る。
自分で決めた決まり事は、
①ズームやトリミングをしない
②コーンを動かしてはいけない
③クルマに気をつける

どこにでもあるけれど、人々の目にはコーンの存在が見えているようで、
実は見えていない。
それに気付いた瞬間から、谷口さんは「コーン写真」を撮り始めたのだそうです。







目的があってそこにおかれたはずなのに、
注目されず、しかし派手なビジュアルでそこに佇むコーン、
その存在に気付くと急にかわいらしく感じるものです。

また、今度は意図的に
「普段見慣れた赤いコーンを大量に並べ、
 大阪の名所の風景を一変させる」というインスタレーションは、
大阪府庁、テニスセンター、JR大阪三越伊勢丹などでおこなわれ、
普段物静かな「コーン写真」が強烈なインパクトを与えてくれます。






今回の会場でも、もちろん「コーン写真」が撮れますから、
ぜひ撮影してInstagramに#coneandthecityでアップしてみてください。
谷口さんがイイネ!してくれるそうです。





6/6(水)には16時からUNKNOWN ASIA」のポートフォリオビュー、
トークイベント、交流会が開かれます。

6/9(土)には16時から谷口さんがコーンへの偏愛ぶりを語る
トークイベント&サイン会もおこなわれます。

谷口さんのアートへ関する熱意、お話、的確なアドバイスは
スパっとしてとても気持ちがよいです。
この機会にぜひお越しください。

谷口さんは、6/6(水)より最終日まで、
毎日在廊の予定です。

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2018年6月3日(火)〜6月10日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

■トークイベント&サイン会開催!6月9日(土)16:00〜

■UNKNOWN ASIA presents PORTFOLIO REVIEW in TOKYO
6月6日(水)16:00〜21:0

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NEXT EXHIBITION>>
2018年6月12日(火)〜6月17日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)
*レセプションパーティー 6月12日(火) 17:00〜19:00

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2018年5月30日水曜日

中村菜都子 個展 Contemplativa ー 観想する生活

こんにちは、スタッフの二宮です。

中村菜都子 個展 「Contemplativa ー 観想する生活」、
始まっています。



100周年記念大村文子基金 平成29年度 第18回「女子美パリ賞」を受賞したことで
2017年4月より1年間、フランス・パリにある
パリ国際芸術都市(Cité Internationale des Arts)に研究員として
滞在制作をしてきた、中村菜都子さん。

タンバリンギャラリーでは、5年ぶり、また帰国後、最初の個展となります。

以下、ギャラリーサイトより。

5年ぶりのタンバリンギャラリーでの個展です。

ここを起点とし感謝しきれないほどの沢山の出会いがありました。

パリで私が感じたことをみなさまと共有できるのを楽しみにしています。



静かに過ごす、考える、感じる、内に向かう時間を意識しながらパリ生活を過ごしてきた。

振り返ってみると1年の間にもっと多くの出会いを求め、

たくさんのことを成し遂げることができたのではと不安に思うこともあった。

けれどもやはり私には、立ち止まり私自身と対話する時間が必要だったのだと思う。

しっかりと食べて、歩く。

限られた人々と過ごす。気になりつつ後回しにしていたことを調べる。

聖書や古典文学を読む。美しい音楽を聴く。モノクロームの映画を観る。

教会、墓地、公園など日本に輸出することのできない文化史跡を訪れる。

毎日数時間だけ手を動かす。これらが私の生活の中心となり12ヶ月間繰り返されてきた。

(女子美術大学同窓会ホームページ、エメール:パリ通信 「パリの向こうへ」より)








リノリウム版画、またゴム版画をベースにしながらも、
刺繍やコラージュ、金箔、螺鈿と
様々な技法を合わせ制作を続ける中村菜都子さん。

今まで日本で制作してきた作品、
VISUAL DIARYとして、パリにて1日1枚のペースで制作してきた作品、
パリでの生活を集約するような思いで現地で制作した大作、
版画をアクセサリに落とし込んだ美しいピース。

菜都子さんの現時点での集大成的な展覧会となっております。









菜都子さんがパリでの生活で一番大事にしてきた「観想する」ということ。
あまり聞き慣れない言葉なので調べると

「特定の対象に深く心を集中すること。観念。
 感官的知覚や行為の実践を離れて,対象を直観すること。」

とあります。
菜都子さんの言葉をかりると、「ぼーっとすること」
そのなかで思いを巡らすこと、なのだと理解しました。

普段日本で制作する場合は、コンセプトをきちんと固め、
版画の性質から、制作する順番や行程をきちんと組み、
進めて行く、というやり方をしていて、
そこから一度離れてみたく、
何も考えず、手の動くままに動かし、アウトプットして行く。
ということを毎日続けてできた多くの作品が、
VISUAL DIARYです。








手の痕跡、素材感、制作する事の喜び、
それらがアブストラクトな表現により、ダイレクトに伝わってきます。
これまでの作品とは真逆の表現方法のようでもあり、
もともと菜都子さんのなかで内包されていたものが、爆発して
手を通して飛び出して来た様な、
壁一面が、四方へ広がって行く星座のように感じました。

こちらの作品はまだまだ壁に貼りきれないほどの数があります。

作品は、即売形式で、そのままお持ち帰りいただけるようになっております。






女子美術大学同窓会HPにて掲載していた「パリ通信」を改めて読み返すと、
菜都子さんのパリでの生活を覗くことができます。

じっくりと物事を考えること、歴史について学ぶこと、
日が沈むまで読書をすること、アーティスト同士の会話、
教会での神聖で静かな時間。

とても尊くて美しい時間のように感じます。
そんな風に日々を過ごしていたからこそ生まれた作品が「VISUAL DIARY」であり、
「caravera」という2メートル弱の大作だと思うと、
すべてがつながっていくようです。





初日から、菜都子さんの帰国を待ちわびていた方々が
多く訪れ、オープニングパーティも賑やかにおこなわれました。

6/2(土)には15時より、フランスでの日々について
語ってもらうスライドトークのイベントもございます。

どなたでもお越し頂けますので、この機会にぜひお越しくださいませ。

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2018年5月29日(火)~6月3日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)
*オープニングレセプション 5月 29日(火) 18:00 - 20:00
*スライドトーク 6月 2日(土) 15:00 - 16:00

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NEXT EXHIBITION>>

2018年6月3日(火)〜6月10日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

■トークイベント&サイン会開催!6月9日(土)16:00〜

■UNKNOWN ASIA presents PORTFOLIO REVIEW in TOKYO
6月6日(水)16:00〜21:0

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2018年5月23日水曜日

Group Exhibition「ひきだし」

こんにちは、スタッフの二宮です。

Group Exhibition「ひきだし」始まっています。



今展は、青山塾で学んだ作家5名によるイラストレーションのグループ展です。

展示作家は、
鈴木順一/ナオキ/安藤巨樹/小川智矢/たざきたかなり

イラストの展示にはめずらしく、全員が男性のグループ展です。





ナオキ





鈴木順一






小川智矢





安藤巨樹





たざきたかなり



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5名の作家それぞれが、「ひきだし」というテーマをそれぞれに解釈し、
イラストレーションに落とし込んでいます。

ひきだしの中に入っているもの、
記憶のひきだし、人間のひきだし、
「ひきだし」という言葉ひとつとっても、
さまざまなことが連想されます。

ギャラリーの真ん中には、実際の「ひきだし」が設置されており、
作品の元となった絵のかけらや、ラフ、写真、
音楽など、より個人的なイメージがおさまっているので、
こちらも自由にひきだしてご覧ください。








「ひきだしの中のもの」という共通テーマで、
それぞれが制作したコーナーもあります。
たざきさんは、絵の具をおもむろに机の上に広げ、
初日、ギャラリーにて制作していました。
キン消し、使わなくなった自転車の鍵、リコーダーの下の部分、
外国のコイン、など、その場にいた方々のリクエストに応えながら
1時間ほどすいすいと描いて行く様子は公開制作のようでした。

そのように話しながら、「ひきだし」とは、
もう使わないのだけどなんとなく捨てられなった、でも、
どこに閉まったらいいかわからないものをとりあえず入れておく容れ物
といった感じで、
なんだか可愛らしい空間のように思えて来ました。

5名ぞれぞれの、個人的な記憶や思いに触れ、
自分のひきだしについて思いめぐらせるのも、楽しい時間かもしれません。





5/26(土)には、17時よりクロージングパーティが開かれます。
作家5名も揃いますので、どうぞお気軽にお越しください。


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2018年5月22日(火)〜5月27日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

*クロージングパーティー 5月26日(土) 17:00〜19:00

鈴木順一/ナオキ/安藤巨樹/小川智矢/たざきたかなり


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NEXT EXHIBITION>>

2018年5月29日(火)~6月3日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)
*オープニングレセプション 5月 29日(火) 18:00 - 20:00

*スライドトーク 6月 2日(土) 15:00 - 16:00

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