2018年11月28日水曜日

テクテクとこえていく

こんにちは、スタッフの二宮です。



group exhibition「テクテクとこえていく」始まっています。

展覧会は、山田心平さんが発起人となって企画した
男性4名によるグループ展です。

表現を続けていくことって
終わりがなくいつまでも続いていきます。
だからこそ、
いつまでも自分のペースで
歩き続けていくことができるのであれば
それはとても素敵なことなのだと思います。
この道を真っ直ぐ歩み続けている、
そんな4人の作家が集まりました。
サイトより)






missisippi(ミシシッピ)





山田心平





藤村亮太





くまのひでのぶ


京都を活動拠点にし、ペインティング作品や、コミック、絵本などを出版しながら、
国内外で発表し続けているmissisippi(ミシシッピ)さん。

木版画の技法で、この世に存在しない架空の建物や、
SF的なストーリーを思わせる作品を、やわらかなタッチと色彩で表現し、
日々模索と思考を重ねながら制作を続ける山田心平さん。

「器はすでに余っている」をキーワードに
不要陶器や排土などの廃材を素材に見立て、
焼き直しによる手法で制作を続けている藤村亮太さん。

木製パネルにアクリル絵の具を塗り重ね、引っ掻き削るという技法で、
優しくドリーミーな絵画作品を精力的に発表し続けているくまのひでのぶさん。

4名は、表現方法も活動場所も全く異なりますが、
表現するという点において、自分自身と真面目に向かい合い、
作品に昇華し、発表するということを続けています。
そういったスタンスは、作品自体が物語っていて、
作家が何かを表現するということは、生き方や思考と深く結びついている、
というようなことを、彼らの作品を見ながら感じました。




missisippi(ミシシッピ)さんは京都在住なため、
今回の在廊はありませんが、
山田さん、藤村さん、くまのさんはそれぞれ時間を見つけて
在廊されるとのことです。

写真ではなかなか伝わりずらい色彩やタッチ、質感のある作品が揃っていますので、
ぜひ会場で生の表現をご覧ください。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

くまのひでのぶ/藤村亮太/missisippi(ミシシッピ)/山田心平
2018年11月27日(火)〜12月2日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

NEXT EXHIBITION>>
2018年12月4日(火)〜12月9日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

2018年11月22日木曜日

DARK ROOM PHOTO SESSION #3

こんにちは スタッフ二宮に替わりまして 濱口です。
DARK ROOM PHOTO SESSION #3、始まっています。




写真家 大社優子さんは、
20106月 Tambourin Gallery First ExhibitionORCHID」展から始まる
8回目の写真に関する展示会になります。
DARK ROOM PHOTO SESSION2015年から始まりました。
3回目のSESSIONにあたります。




画廊スペースを毎回 OKOSO STYLEで自在にアレンジしてしまう
方法はすでに年末の恒例と言えるほどのインパクトと優雅さを
満載した PHOTO EVENTとなっています。
今回は 大社さんが親密にさせていただいている
藤沢市にあります「大庭園」という名前の
世界中から植物・果樹・菜類などを集めた庭園の内藤さん、
膨大な種類の中からPHOTO SESSION用に
stylingを担当した野澤昌平さんの協力によって
一つ一つが見た事のない葉の質感だったり、枝ぶりだったり、
枯れ方だったりとシチュエーションの演出の中にいるだけでも十分に
美しく別世界ですから 大社メソードで撮られた写真は
想像を超えるはずです。

彼女が厳選した写真はすべてmonochrome仕上げ、です。
撮られた写真は会期途中に壁に展示される予定ですので
仕上り写真を観ることも可能です。



設営時のシーンの中にも、すでに彼女と仲間たちの自然感や美観が
溢れていることが分かっていただけると思います。

自分自身の写真をこの環境の中で自然に撮られることを体験したい方は
どうぞ気軽な気持ちで申し込みください。



下記のアドレスへメールすることで予約できます。
*もちろんご自分一人ではなく、大切な人とも可能です。
いかがでしょうか?

DARK ROOM PHOTO SESSION #1のアーカイヴです。
ご覧ください。


1125日(日)の1800までとなります。


参加費: ¥4,000 (撮影費・六つ切プリント代含む)
 撮影時間は1520分ほどの予定です。
 ご希望の日時を下記メールまでお知らせください。
ご予約: 2018photosession@gmail.com(おおこそ)

plants:内藤香織 (大庭園 https://obaen.jimdo.com/)
styling:野澤昌平
studio design&constructon:渋谷大輔 studio syncroll (s-syncroll.com)
special thanks:川口 豊(大庭園)

大社 優子  Yuko Okoso
 (スマートフォンで動作悪いようです、お手数ですがパソコンでご覧ください。)

            

20181120日(火)~1125日(日)
11001900(最終日1600まで)

            

NEXT EXHIBITION>>
20181127日(火)~122日(日)
11001900(最終日18:00まで)

            

2018年11月14日水曜日

CHART project ® EXHIBITION in TOKYO

こんにちは、スタッフの二宮です。

CHART project ® EXHIBITION in TOKYO、始まっています。


"CHART project ®"とは
社会課題データをアートに変えるCHART project ®は、
社会課題を表すデータのグラフの線を活かし、
その課題が解決されたイメージとして
アート作品に生まれ変わらせるプロジェクトです。

社会課題の事実やデータを、「勉強」としてではなく、
アートとして身近に感じてもらい、
一人でも多くの人が自分の課題として社会課題をとらえ、
その解決のためのアイディアを創造してほしい、
CHART project ®はそんな思いから生まれました。
サイトより)


本展は、"世界を良い方向に変えたい"という想いを持って活動するひとを支援する
日本初のソーシャルグッド専門のPRエージェンシー、
ひとしずく株式会社が主催となって行っている「CHART project ®」の
東京では初めての展示会となります。

社会の持つあらゆる課題をグラフ化したものを、
この企画に賛同したCHARTIST(CHART +ARTIST)たちが、
イラストや写真、料理などで表現しています。













展示されている作品の中には、
日本とスウェーデンの経済発展を比較したグラフ、
総人口に占める子供の割合のグラフ、
MSC認証を取得している水産企業の割合のグラフ、
交通事故件数と高齢者の割合のグラフ、
など、あらゆるグラフが隠されています。

「数値やグラフだけでは、近づきにくいあらゆる社会においての問題や出来事を、
 より身近に、取っ掛かりやすくするためにはどうしたらいいか、
 ということを考えた時、アートの表現を借りたらいいのではないか、
 と思いついたんです。」
と、ひとしずく代表のこくぼさんはおっしゃいます。

「こうした社会や地球の問題は、ネガティブな現状を表していることが多いのですが、
 作家さんに表現してもらう際には、
 その先の未来が、どんな風だったらいいか、ということを
 明るい方向へ想像してもらい、表現に落とし込んでもらっています。」
とのことで、展示作品は、明るく、ユーモラスなものが多く、
またグラフという形が絵の中にとても馴染んでいて、
一見するとそれが含まれていることに気づきません。

まずは、純粋に作品として楽しんでもらって、
実はその中に、様々な意味が含まれている、ということを知ってもらう。
ということがねらいだそうです。








展示している作品も、
渋谷の駅前に掲載していた巨大広告の素材を利用してバックを作ったり、
作品を飾る額縁は廃材、紙はバナナペーパーだったり、
初日のケータリングでの食材は、MSCマークのついた食材を使用したりと、
環境に負荷のないものを利用して、
この活動を広めることを心がけておられます。

※MSC「海のエコラベル」 厳格なMSC 認証基準を満たし、持続可能で適切な管理を行っているとして認証された漁業で獲られた水産品に付けられるエコラベル。天然漁業を対象とする。」









社会においての様々な問題は、幅広く奥深く、
自分には何ができるのか、、ということに
途方に暮れてしまいがちですが、
まずは現状を知って、想像し、気持ちをシェアすることが
大事なのだな、ということに、改めて気付かされました。

CHART project®の展示会は、来年はスウェーデンでの開催が決定しており、
いずれニューヨークなど世界中で行い、
広めていきたいとこくぼさんはおっしゃっていました。

11/17(土)には、初日のケータリングで素晴らしい料理を披露してくださった
ものがたり食堂のさわのめぐみさんやゲストを迎え、
ギャラリートークも行われます。(※要事前予約)

会期中はCHART project®のスタッフの方が在廊し、
丁寧にお話ししてくださいますので、
この機会に、わたしたちの社会のことに目を向けてみるのもいいかもしれません。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

2018年11月13日(火)〜11月18日(日)
11:00~19:00(最終日15:00まで)

出展作家:
aurinco、ウチダゴウ、かわさきしゅんいち、川添むつみ
熊木まり子、藏本優、さわのめぐみ、たかはしのぞみ
引野裕詞、藤井賢二、藤田愛佳、藤田雅臣

主催:ひとしずく株式会社 (https://hitoshizuku.co.jp/
協力:tegusu Inc.(https://tegusu.com/


【オープニングパーティー】
日時:11月13日(火)18時〜20時 ※当日参加OK
入場料:2000円
簡単なフードとドリンクをご用意します!
詳細はFacebook等にUP致しますのでご確認ください。

【ギャラリートーク】
日時:11月17日(土)13時〜14時 ※要事前予約
出演作家:さわのめぐみさん
ゲスト:後日発表
モデレーター:こくぼひろし(ひとしずく株式会社)

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

NEXT EXHIBITION>>
2018年11月20日(火)〜11月25日(日)
11:00~19:00(最終日16:00まで)

【フォトセッション】
■参加費: ¥4,000 (撮影費・六つ切プリント代含む)
 撮影時間は15〜20分ほどの予定です。
 ご希望の日時を下記メールまでお知らせください。
■ご予約: 2018photosession@gmail.com(おおこそ)

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

2018年11月7日水曜日

上條絵奈「ENANO」

こんにちは、スタッフの二宮です。 上條絵奈「ENANO」始まってます。
上條さんは、芸術関係に携わるご両親の間に生まれ、 物心ついたときから絵を描いたり見たりすることに触れていました。 高校生の時から油絵を描き始めましたが、 まとめて個展という形で発表するのは今回が初めてです。 こっくりと深みのある色彩で描かれた、 プリミティブでグラフィカルな作品が並んでいます。



世界中を旅して、その時の印象で絵を描いています。
今まで行かれた国を尋ねてみると、 中国大陸を寝台列車でまわったり、 内モンゴル、ブータン、パキスタン、 イラン、イエメン、グルジア、シリア、リビア、など、 今では情勢が悪く、足を踏み入れることのできなくなった国にも 多く旅をされています。 とはいえ、旅のシーンを具体的に描くのではなく、 その時みた太陽の大きさだったり、木の模様だったり、寝台列車の暗さだったり、 記憶と共にその瞬間を切り取って、 とてもシンプルな表現で描いています。 10年前の旅の瞬間をふと思い出して描いたり、 旅を何度も反芻して絵におこしたりするそうです。


ずっと油絵を描いているという上條さんのポートフォリオを拝見すると、 今のスタイルとは異なる、とても具象的な絵が現れます。 その対比もとても素敵なので、ポートフォリオもぜひ見て頂きたいのですが、 全ては地続きであることを感じます。


「旅の途中に、また旅に出たい。と思うように、  個展が始まったばかりだけど、また個展をしたいです。」 という上條さん。 この深くて温かい表現をぜひ実際の目で見ていただきたいです。 上條さんは、毎日午後から在廊の予定となっています。

・ ・ ・ ・ ・ ・ 上條絵奈 個展 「 ENANO 」 2018年11月6日(火)〜11月11日(日) 11:00~19:00(最終日18:00まで) ・ ・ ・ ・ ・ ・ NEXT EXHIBITION >> CHART project EXHIBITION in TOKYO 2018年11月13日(火)〜11月18日(日) 11:00~19:00(最終日15:00まで) ・ ・ ・ ・ ・ ・