2019年11月14日木曜日

HAND & SOUL 2019 内藤三重子+鎌田豊成

こんにちは、スタッフの二宮です。

「HAND & SOUL 2019 内藤三重子+鎌田豊成」始まっています。




二人合わせて168歳、
手は4本、
精神年齢合わせて50歳が頑張りました。
遊びました。
サイトより)

2010年1月にタンバリンギャラリーでは最初の展覧会を開いてから
実に7回目、3年ぶりにお二人が戻ってきてくださいました。
待望の「HAND & SOUL 2019」展が開催されています。

もともとデザイナーであった鎌田さんと、
イラストレーターであった内藤さんが、
人生のほとんど全ての時間を、
HAND(手)とSOUL(魂)を使って、物作りを続け、
お二人で合わせて168歳。
その年齢の印象を全く覆すほどに、
生き生きとして新鮮で遊び心に溢れているクリエイティブは
ご本人もおっしゃるように「精神年齢合わせて50歳」
この展示の冒頭の文章は、痛快なほどに、しっくりくるお言葉です。









流木や古い布や外国のナンバープレート、
あらゆる素材が、お二人のHANDとSOULが加わることでまた別の物へと
変化していく。
それこそ、物に命を吹き込む、といった感じで、
とてもワクワクします。

年齢的なこと、体のこと、いろんなことがある中で、
作るスピードはゆっくりになりながらも、それをずっと続けていること
そして私たちにその様子を見せてくれることは
生きることや作ることに対して、とても勇気をあたえてくれます。

2010年から毎年年に一度のペースで展覧会を開催されてきていたお二人ですが、
実は個展自体は2016年からストップしていました。
私たちも、無理はしてほしくないけれど、二人のクリエイティブを
ずっと見ていたい、と思っていたところ、
ギャラリーの終わりをお知らせするメールをお送りしたところ、
以下のようにお返事を頂きました。

一部、転載させて頂きます。

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長いことお世話になったタンバリンギャラリーが
今年一杯で閉鎖されますこと、誠に残念で、さびしい気持ちで一杯です。

思い起こしてみますと、以前からいろいろ刺激をいただいてきた永井さんから
ギャラリーを始めたんだけど、展示してみませんか」と声をかけてもらい、
まだシャツの縫製台が残るすてきな空間が気に入って
ぜひお願いします」と返事をしたのがきっかけでした。

以来、タンバリンギャラリーは、私たちにとって、
ともするとダラダラと流れそうな老境の暮らしに、
モノづくりの楽しみや、緊張感や、充実感や、
生きがいを与えてくれるかけがいのない場であり、
貴女をはじめ友人としてお付き合いできる
スタッフの方々たちとの触れ合いができる大切な場でした。

若々しいクリエイターたちの夢や希望に充ち満ちているギャラリーでは、
私たちはかなり異質でやっかいな存在だったであったでしょうに、
つねに温かく親切に接しつづけてくださった皆さまには心から感謝しております。
ありがとうございました。

2019年一杯までタンバリンギャラリーが存続するのであれば
思い出のしめくくりとして、年内に最後の展示の機会をいただければと望みます。

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それからすぐに、ぜひお願います、とのお返事をお返ししたのでした。









とにかく、実際のものに触れて、お二人に会って頂きたいです。
(これを書いている私自身が会期中に会場にいけないのが、
 本当に残念で仕方がないのですが。photo by Ryo Kagimoto)

お二人は、毎日どちらかが在廊しています。
ぜひ会場にお越しください。

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2019年11月12日〜11月17日(日)
11:00~19:00(最終日は18時まで)

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NEXT EXHIBITION>>
2019年11月19日(火)〜24日(日)
11:00~19:00(最終日は18時まで)
*レセプション・パーティ&Live Music 11月23日(土曜)17:00〜

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