2019年11月23日土曜日

原口アキヒコ「空冷の時代展 Air Cooling Era (1940s~1970s)」

こんにちは、スタッフの二宮です。

原口アキヒコ「空冷の時代展 Air Cooling Era (1940s~1970s)」
始まっています。




今回は、昔々、走っていた空冷のエンジンをテーマに版画で制作をしました。
殆んどの作品はVW.Porscheのエンジンをモチーフに
また、それに関わるパーツなども作品化してあります。
作品点数は、大小併せて20点弱を想定しております。

古い空冷エンジンは、何か魅力的で惹かれるものがあります
何故か不思議と。
そこを、自分なりにアレンジし、イメージ化してみました。
全ての作品を並べてみないと、どういう見え方がしてくるのか
自分でも解りません。作品は全て、今年作った新品です2019年Model.
楽しみでもあり、不安もあります。
それでは、皆様のお越しをお待ちしております。
午後は、毎日在廊しています。
サイトより)

原口アキヒコさんは、
グラフィックデザイナーであり、アーティスト。
タンバリンギャラリーでは2015年12月に個展を開催されて以来、
2度目の個展となります。







前回の個展とは技法も内容もガラリと代わり、
今回の作品は全て、1940年から1970年の間に作られた
空冷のエンジンをテーマに版画の技法で制作されています。

空冷エンジンとは、外の空気を使ってエンジンで発生した熱を排熱し、
冷却するエンジンのこと。
ポルシェやフォルクスワーゲン、スバルやホンダなどが空冷エンジンを搭載した
代表的な車を製造していましたが、
エンジンの冷却が安定しないこと、排ガス規制に対応できないこと、
騒音が大きいことなどが理由で、2000年前後に姿を消したそうです。









古い写真や車の設計図を元に、スケッチを起こし、
それをトレースして形を整え、版画の技法で制作されています。
空冷エンジンという形そのものに惹かれて、
その形をおったり、イメージ化したり、自由に表現されている作品が心地よく、
目に飛び込んできます。
私は車やエンジンに関しては全く詳しくありませんが、
原口さんの作品となったエンジンはグラフィックとしてとてもかっこいいです。

今はなきものへのロマンと、愛情と、熱量が作品から伝わってきます。





原口さんのお話やエンジンの説明、印刷や版画のお話もとても面白いです。

11/23(土)17時より、レセプションパーティとライブがあります。
どなたでも起こし頂けますので、この機会にぜひお運びください。


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2019年11月19日(火)〜24日(日)
11:00~19:00(最終日は18時まで)
*レセプション・パーティ&Live Music 11月23日(土曜)17:00〜

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NEXT EXHIBITION>>
2019年11月26日(火)〜12月8日(日) <12月2日(月)のみ休廊>
11:00~19:00(最終日は18時まで)

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