こんにちは、スタッフの二宮です。
本年も、何卒よろしくお願いいたします。
DOLLSSAN solo exhibition 「NONTITLE」、始まっています。
「for kidult(子供心を持つ大人たちへ)」
「ふやけた世界」をコンセプトにぬいぐるみを制作している
DOLLSSANによるsolo exhibitionです。
DOLLSSANの手元からあふれ出した「NONTITLE」(ノンティトル)
それは一体何者なのか!
誰か教えて!
「NONTITLE」の正体を明らかにするのは
DOLLSSANがともに踊りたくなった6人のアーティストたち
DOLLSSANがともに踊りたくなった6人のアーティストたち
それぞれのアーティストたちの手を目を通して、
NONTITLEは新しい姿に。
NONTITLEは新しい姿に。
DOLLSSAN初となるコラボレーションが主となる展示。
ぬいぐるみの新たなる可能性。
(テキスト・企画 則竹貴子)
TRUNKシリーズ、TOYシリーズ、毛に覆われた花瓶にもなるKEBINシリーズ、
また某有名絵画にチャレンジしたGuernicaなど、展示はいくつかのカテゴリに分かれています。
DOLLSSANの作るぬいぐるみは、一般的なイメージのかわいい、
という印象のぬいぐるみとは異なります。
一つの体にいくつもの顔がくっついていたり、
体の上に食べ物や乗り物がくっついていたり、
目が光ったり、ふわふわしていないものもあります。
ぬいぐるみ=かわいい、ということへ対してのアンチテーゼかと思い聞いてみましたが、
DOLLSSANの中ではかわいい、という許可を出したものを制作している
のだそうです。
DOLLSSANにぬいぐるみを作り始めたきっかけを尋ねてみると、
ふわふわしたものを扱いたい、と思ったことがきっかけで、
トリマーの学校に通い、卒業してトリマーの仕事に就いたけれど、
本物の動物を飼ったことがないし、生きていて動くものの毛にハサミを入れることが
こわいと感じるようになり、その仕事を辞めてしまいます。
そこで、ふわふわしているけれど動かないもの、ということで
ぬいぐるみに行き着いたようです。
その話を聞いたあとに、再度DOLLSSANのぬいぐるみを見てみると、
トリマー時代に学んだカットの技術が生かされていることに気づきます。
また、展覧会のタイトルであり今展のアイコンである
「NONTITLE(ノンティトル)」には口がありません。
表情のほとんどが口で表される、とDOLLSSANは考えていて、
見た人の気持ちに寄り添えるように、表情をあえて作っていないのだそうです。
「NONTITLE(ノンティトル)」という、名前がないようである、
無表情の表情が、静かな存在感を示しています。
そして、初の試みとして、今展では「NONTITLE(ノンティトル)」に、
6名の作家がコラボレーションしています。
コラボレーション作家は、
伊藤桂司/牛木匡憲/菅田ミサ/sneeuw/二宮佐和子/根子敬生(CIVILTOKYO)
※50音順・敬称略
「みなさん、真剣にふざけてくれていて嬉しいです!」とDOLLSSAN。
タイトルやコンセプトも含めて、どうぞお楽しみください。
また、初日のオープニングでは、
サウンドアート発動家「Kook」によるライブが行われ、
エキセントリックな空間に磨きがかかっていました。
ひとくちにぬいぐるみといっても、多様な表現やアプローチがあることに
気付かされます。
まさに、子供の心を持ったまま大人になったような
DOLLSSANの遊び心と挑戦と愛情に溢れた空間に、
ぜひ触れていただきたいです。
DOLLSSANの在廊は初日と最終日のみとなりますが、
たくさんのぬいぐるみがお待ちしております。
初日より、続々と購入が決定してますので、
お目当てのものをお探しの方は、どうぞお早めにお越しください。
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2019年1月8日(火)〜1月13日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)
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NEXT EXHIBITION>>
2019年1月15日(火)〜1月20日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)
*レセプションパーティー 1月15日(火) 18:00~20:00
池田彩香 / おがたりこ / こうのかなえ/スガミカ / 時吉あきな/ 遊
*レセプションパーティー 1月15日(火) 18:00~20:00
池田彩香 / おがたりこ / こうのかなえ/スガミカ / 時吉あきな/ 遊
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