NANDE Exhibition 「Mix Culture Typography」
始まっています。
2つの言語を組み合わせ、
形づくられた文字とその意味で自由に遊ぶ
「ミックスカルチャータイポグラフィ」。
グラフィカルかつリリカルな展覧会を
外苑前タンバリンギャラリーにて開催します。
ぜひお越しください。
※ 画像は横に読むと、
"MIX CULTURE TYPOGRAPHY 10.9-10.14 TAMBOURIN GALLERY"
縦にして読むと、
「ミックス カルチャー タイポグラフィ 一〇.九-一〇.一四 タンバリンギャラリー」
となっています。
(サイトより)
一筆画家でありグラフィックデザイナーである
NANDE(南出直之)さんの、デザイナーとしては初めての個展となります。
マスキングテープやガッファーテープを用いて
壁にダイレクトに描かれた文字には、
一つの形の中に、二つの言語が含まれています。
文字の形のユニークさ、言葉の組合せの妙、
様々な角度から楽しむことができます。
NANDEさんが、ロゴマークやタイポグラフィについて初めて意識したのは
3~4歳の頃。
生まれ育った神奈川県茅ヶ崎市の、市のマークが好きだなあと思っていたところ、
「チ」と読めることを母親から教えてもらった時に、
「ガーーーン」と衝撃を受けたのだそうです。
それから中学2年生の時に、自分のマークを作ったことから始まり、
高校に入るとグラフィティに興味を持ち、文字の歪ませ方や崩し方、
遊び方をグラフィティから学びます。
高校に入るとグラフィティに興味を持ち、文字の歪ませ方や崩し方、
遊び方をグラフィティから学びます。
今展では、あらかじめPCで作った文字を、テープで直接壁に描いています。
下書きをせずに、ダイレクトにラインを引いていく行為は、
職人的でありながら、非常に感覚的です。
テープの重なりや、端の処理に、手の痕跡が見え、
デジタルデータや印刷物では味わえないフィジカルな心地よさを見ることができます。
現状は、日本語(漢字・カタカナ・ひらがな)と英語(アルファベット)の2言語の組み合わせですが、
もっと多くの言語を用いて、言葉を紡ぎ出していけると思うと、
文化的な交流にも繋がり、可能性は無限大に広がるように思います。
いつかそのうち、新しい言語を開発するのかもしれませんね。
NANDEさんのもう一つの表現方法である「一筆描き」も、
全く異なる表現でありながら、
描き始めたら支持体からペンを離さない、
線と線を交差しない、という二つのルールの中で描かれるものであり、
制約があることで自分ではコントロールできない部分から生まれてくるものに、
常に新しい発見があり、その中で自由に遊ぶという面では、
どちらの表現も地続きであるように感じます。
NANDEさんは、在廊しながら、少しずつ壁に文字を増やしていく予定です。
文字をTシャツやキャップに落とし込んだアイテムも販売していますので、
合わせてお楽しみください。
初日のレセプションには多くの方がいらっしゃり、
言葉の謎解きを楽しんでいらっしゃいました。
空間全体を使ったこの場所、この期間しか味わえない展覧会です。
ぜひご体感ください。
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2018年10月9日(火)〜10月14日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)
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2018年10月 16日(火)〜10月21日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)
※レセプションパーティー 10月20日(土) 17:00~19:00
※レセプションパーティー 10月20日(土) 17:00~19:00
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