2019年3月20日水曜日

"nude" わたなべ はるか・吉村 奈穂子 二人展

こんにちは、スタッフの二宮です。

"nude" わたなべ はるか・吉村 奈穂子 二人展、
始まっています。






セツ・モードセミナーにて一緒に絵画を学んだ
わたなべはるかさんと吉村奈穂子さん。
お互いに、生命力の溢れる女性を描くことが印象的で、
昨年の年末に、
「二人で、春の始まりの時に、女性らしい展示をやりませんか?」
とお声がけしたことがきっかけで、
今回の「nude」展はスタートしました。








"nude" 
目をあわせて、服をぬいでいこう

このタイトルとネームがドキドキするほど印象的で、
その意味合いを吉村さんに尋ねてみると、

「nude、つまり人の裸の状態は、そもそも人に見せるためのものではなく、
 自分自身の素の状態で、自分のためのものであって、
 そんな風に、絵を描くことも、誰かのためというよりは、
 自分の内面から浮き上がって来るものを、素直に描きたいと思ったんです。
 そしてそれを人に見てもらうことによって、
 一つのコミュニケーションになるというか、見た人がどんな風に感じるか、
 知りたいと思いました。」

といった答えが返ってきました。
絵を発表するということは一方的なものではなく、
「目を合わせる」ということが重要なのかもしれません。






"早描き"のスタイルが印象的なわたなべはるかさんも、
なるべく自分の手の感覚に頼って描くことが、素のままの自分に
近いということと通じるのかもしれません。


吉村さんと話しているうちに、
もしかして、人はみな、自分の一番好きな部分をさらけ出して、
それをお互いに受け入れるような世界になれば、
それはとても温かく平和な世の中になるのではないかと、
この「nude」という言葉に深みを感じました。





3/21(木)の春分の日であり、宇宙元旦(1年の始まり)であるこの日は、
17時よりレセプションパーティが開かれます。

まるで姉妹のように、絶妙なコンビネーションの、
明るく華やかなお二人に、ぜひ会いにいらしてください。
絵から滲み出る女性性は、観る人をやさしく包み込んでくれることと思います。

お二人は祝日、土日を中心に在廊の予定となっております。

0 件のコメント:

コメントを投稿