2019年2月20日水曜日

外山奏瑠 展「幻想標本」

こんにちは、スタッフの二宮です。

外山奏瑠 展「幻想標本」、始まっています。




外山奏璃さんは1996年東京生まれ。
若干22才の若手作家です。

泡沫によく似た、
浮遊する記憶や幻想の断片を、
標本箱に閉じ込めるように絵を描きました。

額の奥に広がる幻想の小宇宙をご堪能ください。

あなたにとってぴったりの幻想が見つかりますように。
サイトより)









水彩絵具を用いて、滲みや揺らぎ、淡いグラデーションを描くことによって
生まれる外山さんの作品は、幻想的で叙情的な世界を創造しています。
作品を見れば見るほどに現れてくる生き物たちは、
背景に溶け込み、小さくなったり丸くなったりしながら、
その世界の中で生きています。






は、家族のほとんどが音楽をやっているという音楽一家の中で育った外山さんも、
もれなく音楽に傾倒しており、自身もギターを弾き、歌詞を考え、歌っているそうです。
それぞれの作品に付けられたタイトルが、
少し意味深であったり、全てを繋げると1曲の歌のようになりそうだと感じるのは、
そういった音楽体験から来ているものなのかもしれません。
制作中も、絵を描いてはギターを弾き、ギターを弾いては絵を描き、と、
ふたつのことが同列で、外山さんの世界を形成するには
どちらも欠かせない存在だということがわかります。






初日のレセプションでは、大学の同級生や先輩、後輩、先生方、
音楽仲間たちなど、たくさんの人たちで賑わいました。
外山さんは、21日は15時頃より、その他の日は毎日在廊の予定となっています。

なかなか、写真では伝わりにくい色彩の豊かさ、作品の温度や湿度を、
ぜひ実物を見ることで、味わっていただきたいです。


あなたにとってぴったりの幻想が見つかりますように。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

2019年2月19日(火)〜2月24日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

・ 
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

NEXT EXHIBITION>>
2019年2月26日(火)〜3月10日(日)
※会期中の休み 3月4日(月)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

0 件のコメント:

コメントを投稿