2017年10月11日水曜日

平林義男「a pendulm」

こんにちは、スタッフの二宮です。

平林義男「a pendulm」始まっています。




平林義男さんは、長野を拠点に制作活動を続けており、
タンバリンギャラリーでは、2014年10月2015年10月に続き、
今展で3回目の個展となります。










ペインティング、コラージュ、オイルサーフェイスなど、
様々な技法をミックスして描かれた作品は、全部で50点ほど。
平林さんがここ半年で描いたもので、実際はこの3倍ほどの作品が生まれたそうです。

「今回は、描くのがすごくたのしかった。」
と平林さんはおっしゃいます。









描かれるものは、人間だったり動物だったり植物だったり、
平林さんが飼ってらっしゃる亀の「テツオ」もしばしば登場します。
1日2〜3枚描ける時もあれば、全然描けない時もあり、
それでも日記のように、描くことをやめず、

「手で描いていることは、生きていることのあかし。」

だと平林さんはおっしゃいます。

「枯れた絵は描きたくないから、
 いつでもみずみずしい感性やわくわく感を持っていたいよね。」と。

絵の中には、描かれたモチーフの持つ楽しさ可愛らしさに加え、
手で描いて切って貼ったあとが力強く残る
平林さん自身の生命力の様なものを感じます。

今回のタイトル『a pendulm』とは、英語で「振り子」の意味。
振り子のように揺れている社会、世の中。
「世の中に起きていることの方が想像を超えちゃっているから、
 絵くらいは、それを見る時間くらいは、楽しくありたい。」
と平林さん。
様々な想いや願いが、絵の中に込められています。







絵に対して語る時の平林さんの目はまっすぐで力強く、
絵を描く事についての想いの強さが伺えます。
平林さんの在廊の予定は、13(金)14(土)15(日)となっております。
 ぜひ、いろいろな世代の方に見てもらいたいです。

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2017/10/10(火)~10/15(日)
11:00~19:00(月曜休・最終日18:00まで)

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2017/10/17(火)~10/22(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

*RECEPTION PARTY 10/21(土) 17:00~20:00

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