TAMBOURIN DIARY from Ninomiya: 森宏の個展2019『緑のある風景』展

こんにちは、スタッフの二宮です。

森宏の個展2019『緑のある風景』展、始まっています。

7月には高円寺「ぽたカフェ。」にて
8月には市ヶ谷「番狂せ」にて
夏の始まりから終わりにかけて、毎月個展を開催してきた森宏さんの
”サマーフェス”最終地点は、
9月の「緑のある風景」in TAMBOURIN GALLERY

ギャラリーが、緑に包まれています。

チラリズムがあったり、色っぽい女性がこちらに笑いかけてくる
エロスを描く印象の強い森さんですが、
今回はその要素もありながら、
深い緑や入道雲の眩しさ、清々しさ、瑞々しさに、ギャラリーは溢れています。

森さんの描くシーンは何気ない一コマであったり、
一歩引いた目線だったり、グッと近づいたり、
こんな風に、人を見ているんだなあというその視線が面白く、
ドラマや映画を見ているような気分になります。

絵の中の人も、絵を見ている人も、みんな楽しそうなのが、
とても印象的です。

木々や雲や人間は、総じて生命力に満ちていて、
それは森さん本人がものすごいバイタリティを絵の中にも、
自分自身にも込めていて、それが溢れ出ているからなんだなあと、気付いた時に、
妙に腑に落ちました。