こんにちは、スタッフの二宮です。
Yusuke Isao exhibition「 Utsutsu |現 」
始まっています。
以下、DMより。
Yusuke Isao exhibition「 Utsutsu |現 」
始まっています。
悳 祐介 さんは1983年生まれのアーティスト。
映像関係の仕事をしながら、
モノクロームの点描を使った手法で表現活動を続けています。
1年ぶり2度目の個展は「 Utsutsu |現 」以下、DMより。
なりたちは玉の光沢があらわれ出る、
ひいて、「あらわれる」意を表す。
物や現象に目を向け、
形や汚れを読み解き別のものと接続する。
介入しているのは感覚的な目であり、
生まれたものは僕の手を離れている。
点描の技法を中心として描かれた作品は、
まっさらな紙の上に留まらず、
古い雑誌のページや広告、誰かに宛てられた手紙、など、
何かしらの痕跡があるもの上に潜むように描かれ、
またそれらの一部は家具職人WALRUSによって作られた特別仕様の額縁に収められ、
Xialong printによりシルクスクリーンとして刷り込められるなど、
様々な展開を広げています。
それに加え、彼が日常的に集めている古道具が作品と寄り添うように飾られ、
見知らぬ国の祝祭のような音楽が会場の空気を彩っています。
何者ともつかぬような形はどういったところからインスピレーションを受けているのか、
どのような考えで制作しているのか尋ねてみると、
例えば金属の破片や壁のしみ、花の一部、欠けた彫像など、
気になる形を自身の頭の中で組み合わせ、光りと影を点描の密度で描きわけ
一つの形に落とし込んでいるのだそう。
モノクロで描くことによって物質の持つ情報量を限りなく少なくし、
形そのものを追うことができる。というような事を悳さんは語ります。
古いものが好きなのも、普遍的なものへの憧れがあり、
自身もそういったものが作れたら、といった思いから、
自然と集まって来ているのかもしれません。
元々は映像学科で実験映画なども作っていたという悳さん、
彼が描いた形が音楽に合わせて動き出す映像もかなり独特で
「踊りの気持ちがペン先にしか宿れない」という自身の言葉を物語っています。
初日は準備中でしたが、ぜひ会期中に見て頂きたいところです。
絵を描くというもっともシンプルなところからスタートして
様々な方向に広がっていく世界。
魅せる、伝える、といったことを考えた時、
表現の仕方はいく通りにもあることを気づかせてくれます。
ぜひ、いろんな方に、体感して頂きたいです。
13日土曜日には17時より、友人のDJが集まり、
レセプションパーティが開かれます。
ぜひこの機会に足をお運びください。
悳さんは毎日、お昼頃から在廊の予定となっております。
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2019年7月9日(火)〜7月14日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)
*レセプションパーティー 7月13日(土) 17:00~20:00
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NEXT EXHIBITION>>
2019年7月16日(火)〜7月21日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)
家鴨窯 / 鹿子木 美 / 北原のり子 / にのみやなつこ
松本康孝 / 宮嶋結香 / ロバとコトリ
*レセプションパーティー 7月16日(火) 18:00〜20:00
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