こんにちは、スタッフの二宮です。
Kei Nojima Solo Exhibition「Boom Boom」始まっています。
野島渓さんは、1993年東京都生まれ。
現在東京造形大学大学院在学中の24歳です。
コラージュに付随してくる音楽性をテーマに制作した作品が、
ギャラリーの壁を覆っています。
古本屋などで入手した古い雑誌から切り取られた印刷物が、
レコードジャケットを思わせるスクエアの画面から、
平面を飛び越え、掃除機、アイロン、黒電話、ミキサー、などの家電製品、
また原付バイクへと、執拗までに貼り込まれています。
ただただがむしゃらに貼りこんでいた初期の作品から、
できるだけ少ない要素で画面を構成している最新の作品まで、
約2年間で作られた作品、紙の破片として見た場合の物量も、
圧倒的です。
それでも、息苦しさや押し付けがましさを感じさせないのは、
本人の淡々としている性格が作用しているからなのか。
実際の作業するときの様子を尋ねてみると
「わりと入り込んでやってますね。早く次のが貼りたくて、
絵の具が乾かないうちに貼っちゃって、
あーあ、またやっちゃった。っていう風になったりもするんで、
絵の具塗るのは、寝る前にやるようにしてます。」
と、少し興奮気味に話してくれました。
若干24歳で、これだけの世界を構築できる力があるので、
高校生の頃から、アートに関心があったのか尋ねてみると
「高校の頃はベースばかり弾いてました。
まわりの友達もみんなベースやってたんで、
公園に集まって、弾いたり。ベースだけだとバンド組めないんで。笑」
、、、と、ルーツは音楽からの影響が強いようです。
タンバリンと野島くんとの出会いは、つい3ヶ月前。
大きなリュックを背負って、ずっと無言でギャラリーを行ったり来たりしている
青年がいるので、話しかけてみると、
「僕、コラージュやっています。」と言って、次から次へと、
テーブルの上に作品を並べ始めました。
その圧倒的な物量と、本人の淡々とした様子に、
そこにいた人たちはみな夢中になり、一気に今回の展覧会へと話が進みました。
言葉少なに、その人の懐へ入り込んでくる様子は、
世代なのか本人のキャラクターなのかわかりませんが、
周りの大人は巻き込まれ、
7/8(土)のレセプションのあとには、
伊藤桂司さんとムーグ山本さんが、野島くんへの応援も含めて、
エキサイティングなイベントを持ち込んで来てくれました。
「洗濯と選択パフォーマンス/伊藤桂司と山本ムーグ」
詳細はコチラ。
7/8(土)は16:00〜19:00までレセプションパーティ
19:00〜21:00はイベントと流れます。
どなたさまも、入場無料でお越し頂けますので、この機会にぜひ。
野島さんは、7/6(木)を除いて、毎日終日在廊しています。
ぜひ、まだ知られぬ才能を、このタイミングに触れてみてください。
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2017/07/04(火)~07/09(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)
*レセプション 7月8日(土) 16:00〜19:00
*レセプション 7月8日(土) 16:00〜19:00
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NEXT EXHIBITION>>
2017/07/11(火)~07/16(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)
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