川口明日香個展「伝う聲ーツタウコエー」始まっています。
川口明日香さんは、鉛筆や色鉛筆、アクリルガッシュ、
透明水彩絵具などの画材を使った手描きのものから、
PhotoshopやIllustratorを使用したデジタルなものまで
幅広く描いてお仕事されているイラストレーター。
展示やお仕事の活動歴は長いですが、
ギャラリーでの個展は始めてとなります。（初個展割・適用）
「伝う聲ーツタウコエー」というタイトルの今展は、
透明水彩、アクリル絵具で描かれた作品が中心となっており、
また、詩人やバッグ作家とのコラボレーション、
映像作品と、幅広い内容で会場が構成されています。
さまざまな国の民族衣装と、その国が大切にしている動物、というテーマで、
絵本の中の1ページのような世界を展開しています。
「どの国にも、民族衣装と呼ばれるようなその国特有の衣装があり、
国を象徴するような動物がいて、文化も気候も生活も、まったく異なるのに、
その部分は共通していることに気付いたんです。」
と川口さん。
国別に描かれた作品を見ていると、
民族や人種を超えて共通する普遍的なものや
長い歴史の中で変わらずに残っている、また残っていって欲しい慣習に、
想いが巡ります。
キャンバスにアクリルで描かれた作品は、
幼なじみである詩人の横山かおるさんとのコラボレーション。
川口さんが描く絵の世界に、横山さんが詩をつけて、ひとつの作品となっています。
「私の表現したいことを言葉にできるのは彼女しかいないと思いました。」
と、キャプションにあるように、
おふたりの関係やつながりがあってこその、コラボレーション作品です。
その他にも、バッグ作家「Tirol Hutte」、デコパージュ石けん「ろべの工房」と、
今展のために様々なジャンルの方とのコラボレーションをして、
制作したアイテムを展示販売してあります。
「自分の絵をつかって広がって行くいろんな世界が見たいです。」
と、意欲的にいろんなことを試みていく川口さんの様子がとても楽しそうで
こちらも嬉しくなりました。
また、28日（土）には17時より、
クロージングパーティとしてDJイベントやケータリングのサービスもあります。
どなたでもお越し頂けますので、お気軽にお越しください。
川口さんは、全日程在廊の予定です。
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2016/05/24（火）〜05/29（日）
11:00〜19:00（最終日〜18:00）
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