2018年6月27日水曜日

BEING AND TIME

こんにちは、スタッフの二宮です。

「BEING AND TIME」始まっています。




The works in "BEING AND TIME" provide insight to help us understand our BEING AND TIME.

本展は、展示作品を通して、存在と時間について考察する場を提供します。

サイトより)

一般社団法人 日本メメント・モリ協会主催、
KLEINSTEINキュレーションの本展は、
BEING AND TIME - 存在と時間- をテーマに、



スウェーデン出身の写真家 JÖRGEN AXELVALL

国内外で活躍する写真家 DAISUKE HAMADA

国内外のブランドのプロデュース、デザイン、コンサルティング、
またアートとファッションを繋げるコラボレーション、
キュレーション、評論や執筆を継続的に行っているKLEINSTEIN

3組のアーティストにより、構成されています。


ギャラリーの壁には、キャプションや展示に関する説明を一切省き、
作品のみが整然と並べられています。
前知識なく純粋に作品と向き合うこと、
作品と対話することによって生まれる時間、
そういったことを提唱しているかのようです。

この展覧会を主催している、一般社団法人 日本メメント・モリ協会の、
メメント・モリ(Memento Mori)とは、
ラテン語で、死を想うことでよりよく生きることを意味しています。

死について、また生きることについて考える静かな時間が、
自分自身と向き合い、疑問や質問が生まれ、
様々な方向から物事を考えられることに繋がっていくのではないかと思います。

会期中には、様々な分野の方をゲストに迎え、トークイベントが開かれます。
アーティストトークや「にほんのごはん」を食べる会などもございます。
詳しくは、日本メメント・モリ協会のFacebookページをご覧ください。





初日には、作家も全員揃い、レセプションパーティが開かれました。
作品についての話を伺うこともまたひとつの愉しみです。
4名とも、土日の夕方から、また在廊される予定です。
ぜひ足を運んで、考察の場とされてみてください。


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JÖRGEN AXELVALL/DAISUKE HAMADA/KLEINSTEIN

2018年6月26日 (火) - 7月1日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

*オープニングレセプション 6月26日(火) 18:00 - 20:00
*会期中に関連イベントの開催を予定しています。

キュレーション:株式会社クラインシュタイン

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2018年7月3日(火)〜 7月8日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

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2018年6月20日水曜日

鈴木理子「すべては幻 〜Tout est une illusion〜」

こんにちは、スタッフの二宮です。

鈴木理子「すべては幻 〜Tout est une illusion〜」
始まっています。




鈴木理子さん、2011年の8月にタンバリンギャラリーで初めての個展を開催してから
7年ぶりの個展となります。
7年前の作風とがらりと変わり、今展ではモノクロームの世界が広がっています。




 


ギャラリーをお借りして個展を開くのは実に7年ぶりです。
7年前と違うのは、モノクロで風景を普通に描いていることです。
手さぐりで色々な手法で描いてみましたが、
彩色は見ている人の想像力に任せて、風景をそのまま描くのがしっくりくるとわかり
敢えてモノクロで制作しております。
死が訪れると、見てきたものはすべて幻になる。
だからこそ、目に映るすべてはうつくしい。
生きていることはそういうことじゃないかという思い、
自分なりに描いてみました。
(作品解説より)


コントラストの強い白と黒の世界は、光が強ければ強いほど、影が濃くなり、
その両方を表現するために、どちらも欠くことのできない関係性があります。
「彩色を見る人に任せている」という理子さんの描く世界は、
たった2色でありながら、白と黒の色彩の、
強さ、優しさ、柔らかさ、混ざり方、滲み具合によって、
深度が増し、ぐっと絵の中に引き込まれて行くのです。








見て来た風景を写真に撮り、それを一度モノクロの状態にしてから
描くというスタイルは、とても淡々としていて、
感情を排しているかのようにも見えますが、
見ていると、目の奥にじんわりと涙が滲んでくるような気持ちになるので
不思議です。
それがやはり、実際に見えているもの以上のものを描くことができる
絵の魅力なのだなと感じます。




初日は、お知り合いのイラストレーターの方々や、恩師など、
多くの方がいらして、レセプションパーティも賑やかに行われました。
理子さんは、以下の日程で在廊の予定です。

20(水)13:00〜19:00
21(木)18:00〜19:00
22(金)18:00〜19:00
23(土)13:00〜19:00
24(日)全日

ぜひ、絵の前に立って、静かに物語る世界と対峙してみてください。


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2018年6月19日(火)〜6月24日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

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JÖRGEN AXELVALL/DAISUKE HAMADA/KLEINSTEIN

2018年6月26日 (火) - 7月1日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

*オープニングレセプション 6月26日(火) 18:00 - 20:00
*会期中に関連イベントの開催を予定しています。

キュレーション:株式会社クラインシュタイン

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2018年6月13日水曜日

新井萌美「melancholic」

こんにちは、スタッフの二宮です。

新井萌美「melancholic」、始まっています。




新井萌美さんは、1993年生まれのアーティスト。
これまで、ZINEなどで作品を発表していましたが、
今回が初めての個展となります。

個展が決まってから描き始めた約50点の作品が、
ギャラリーを埋めています。







「melancholic」というタイトルのついた今展。
コラージュの作品、コラージュに絵を載せた作品、
絵がベースでコラージュが加わっている作品と、
その割合は様々ですが、
頭の中にある断片を切り貼りする様な感覚で、
作品を作られています。

制作するときは、どんなものを作ろうか、何も考えずにその時々に気になっていること、
たとえばヘビとか心臓とか、口から文字が出ることなど、
それらを組み合わせて、絵を作っていきます。

デザイン的でありながら、その場で作り上げるライブ感もあり、
潔さと好きな世界へ没頭する感じが、見ていて気持ちがいいです。







かつては、絵の中に刺繍を組み入れることもしていましたが、
刺繍のスピード感がいまの制作のスピードには追いつかず、
いったんお休みしているそうで、
今回初めて、マトリョーシカという形に絵を落とし込んで、
立体にすることにも挑戦していますし、
その他にも、ぬいぐるみやアクセサリー、お洋服など、
作りたいものがまだまだたくさんあるようです。

コンペに出したり、先生や先輩方に意見を求めるなど、
まだまだ自分の道を模索していますが、
可能性は広がり続けると思うので、
新井さんの大好きな世界を、どんどんと追求して行って欲しいと思いました。






オープニングは、先生やお友達、仲の良い作家の方々で、賑やかにおこなわれました。
 写真は、恩師である伊藤桂司さんと新井さん。
ホログラムがきれいな缶バッチやZINEも3種類と、数量限定で販売しております。
新井さんは、毎日お昼頃から在廊の予定です。
ご本人のキャラクターもとても可愛らしいので、ぜひ会場にいらして
新井さんの世界に触れてみてください。

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2018年6月12日(火)〜6月17日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

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NEXT EXHIBITION>>

2018年6月19日(火)〜6月24日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)
*レセプションパーティー 6月19日(火) 18:00〜20:00

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2018年6月6日水曜日

谷口純弘 写真集「cone and the cityその2」発売記念写真展 「cone and the city EXHIBITION IN TOKYO」

こんにちは、スタッフの二宮です。

谷口純弘 写真集「cone and the cityその2」
発売記念写真展 「cone and the city EXHIBITION IN TOKYO」
始まっています。




谷口純弘さんは、大阪のラジオ局FM802のプロデューサーで、
若手アーティスト発掘プロジェクト「digmeout」のボスであり、
大阪からアジアへ向けて発信する国際的なアートフェア「UNKNOWN ASIA」の
仕掛人でもある、一言では語り尽くせない、
人と街とアートをつなぐ架け橋のような方でありますが、
そんな谷口さんが、2010年から8年間、世界中で撮り続けた「三角コーンのある風景」、
制作費をクラウドファンディングで集めて出版された
「cone and the cityその2」の出版記念展が今展となります。








旅先で、日常の中で、
大阪、台北、香港、バンコク、シンガポール、
ジャカルタ、ソウル、ニューヨーク、パリ、、、
コーンを見つけると、iPhoneでさっと撮る。
自分で決めた決まり事は、
①ズームやトリミングをしない
②コーンを動かしてはいけない
③クルマに気をつける

どこにでもあるけれど、人々の目にはコーンの存在が見えているようで、
実は見えていない。
それに気付いた瞬間から、谷口さんは「コーン写真」を撮り始めたのだそうです。







目的があってそこにおかれたはずなのに、
注目されず、しかし派手なビジュアルでそこに佇むコーン、
その存在に気付くと急にかわいらしく感じるものです。

また、今度は意図的に
「普段見慣れた赤いコーンを大量に並べ、
 大阪の名所の風景を一変させる」というインスタレーションは、
大阪府庁、テニスセンター、JR大阪三越伊勢丹などでおこなわれ、
普段物静かな「コーン写真」が強烈なインパクトを与えてくれます。






今回の会場でも、もちろん「コーン写真」が撮れますから、
ぜひ撮影してInstagramに#coneandthecityでアップしてみてください。
谷口さんがイイネ!してくれるそうです。





6/6(水)には16時からUNKNOWN ASIA」のポートフォリオビュー、
トークイベント、交流会が開かれます。

6/9(土)には16時から谷口さんがコーンへの偏愛ぶりを語る
トークイベント&サイン会もおこなわれます。

谷口さんのアートへ関する熱意、お話、的確なアドバイスは
スパっとしてとても気持ちがよいです。
この機会にぜひお越しください。

谷口さんは、6/6(水)より最終日まで、
毎日在廊の予定です。

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2018年6月3日(火)〜6月10日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

■トークイベント&サイン会開催!6月9日(土)16:00〜

■UNKNOWN ASIA presents PORTFOLIO REVIEW in TOKYO
6月6日(水)16:00〜21:0

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NEXT EXHIBITION>>
2018年6月12日(火)〜6月17日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)
*レセプションパーティー 6月12日(火) 17:00〜19:00

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