2015年2月4日水曜日

「dope」展

こんにちは、スタッフの二宮です。

「dope」展、始まっています。




湿版写真の技法で写真を撮影し、オリジナルの額で額装し作品を制作する
アート集団「dope
昨年4月にここタンバリンギャラリーで開催した個展も、
いまだ鮮明に記憶に残っていますが、昨年は10箇所近くで展示会に参加し、
HIDDEN CHAMPIONへインタビュー掲載など、活躍もめまぐるしく、
今回、新しい試みや変化を携えて、タンバリンギャラリーへ戻って来てくれました。









昨年9月に、麹町で行われていたBICTION
取り壊し予定のビルを丸々一棟使い、50組近くのアーティストが
アートを用いてビルを再利用するというアートプロジェクトは、
多くの話題となりました。dopeはつながりのあるアーティストの好意で
閉館後に会場作品を撮影し、額装し、その額にアーティストがペイントする
というやり方で、コラボレーション作品を完成させています。
写真上より
81BASTARDS (MHAK/Yoshi47/JUN INOUE/Naoki "SAND"Yamamoto/OT)
YU SODA、
(いずれもBICTIONにて。)
それからグラフィティアーティストのKyneとのコラボレーション、
また、MHAK × Levi'sとのコラボレーションなど、
dopeならではの、アーティスト作品との関わり方は唯一無二であり、
作品自体の魅力、またその奥に潜むものを想像させるものがあります。
それは、湿版写真という技法の、時間と手間を必要とする行程によって
浮かび上がってくるのものかもしれません。







さて、ここで湿版写真とは、
1851年に発明された写真技法、写真術で用いられた感光材料の一種で
 ヨウ化物を分散させたコロジオンを塗布した無色透明のガラス板を
 硝酸銀溶液に浸したものである。湿っているうちに撮影し、
 硫酸第一鉄溶液で現像し、チオ硫酸ナトリウム溶液で定着してネガを得る。
 日本語ではコロジオン湿板、または単に湿板と呼ばれる場合も多い。
(wikipediaより)」



背景に黒をもってくるとポジに、白を持ってくるとネガになります。
おもしろいですね。
湿版写真について詳しくは、会場でdopeに聞いてみることをおすすめします。














様々な手法を試しつつ、トライ&エラーを繰り返し実験しつづけるdopeの作品は、
一度きりのスリルと、時間や記憶を内包する物としての魅力にあふれています。
ぜひ実物を、近くで見てみてください。
触れられる物には触れて、実際の目で確かめてみてください。





2/7(土)には、レセプションパーティが予定されており、
dopeも参加している「SPICE POSSE」によるカレーの出店もあります。
こちらもお時間よろしければ、ぜひお越しください。


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2015/02/03(火)〜02/09(日) 
11:0019:00(最終日〜18:00
   *レセプションパーティ 02/07(土)

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2015/02/10(火)~02/15(日)
11:00~19:00(最終日〜18:00)
* レセプションパーティ 2/10(火)18:00〜20:00  
   Foodtelling ユニット<esara>によるパーティフードをご用意しております。

榎本マリコ/小笠原徹/北村佳奈/
長嶋五郎(ゴンゴン)/宮島亜希/Rob Kidney


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