こんにちは、スタッフの二宮です。
「dope」展、始まっています。
湿版写真の技法で写真を撮影し、オリジナルの額で額装し作品を制作する
アート集団「dope」
昨年4月にここタンバリンギャラリーで開催した個展も、
いまだ鮮明に記憶に残っていますが、昨年は10箇所近くで展示会に参加し、
HIDDEN CHAMPIONへインタビュー掲載など、活躍もめまぐるしく、
今回、新しい試みや変化を携えて、タンバリンギャラリーへ戻って来てくれました。
昨年9月に、麹町で行われていた「BICTION」
取り壊し予定のビルを丸々一棟使い、50組近くのアーティストが
アートを用いてビルを再利用するというアートプロジェクトは、
多くの話題となりました。dopeはつながりのあるアーティストの好意で
閉館後に会場作品を撮影し、額装し、その額にアーティストがペイントする
というやり方で、コラボレーション作品を完成させています。
写真上より
81BASTARDS (MHAK/Yoshi47/JUN INOUE/Naoki "SAND"Yamamoto/OT)
YU SODA、
(いずれもBICTIONにて。)
それからグラフィティアーティストのKyneとのコラボレーション、
また、MHAK × Levi'sとのコラボレーションなど、
dopeならではの、アーティスト作品との関わり方は唯一無二であり、
作品自体の魅力、またその奥に潜むものを想像させるものがあります。
それは、湿版写真という技法の、時間と手間を必要とする行程によって
浮かび上がってくるのものかもしれません。
さて、ここで湿版写真とは、
「1851年に発明された写真技法、写真術で用いられた感光材料の一種で
硝酸銀溶液に浸したものである。湿っているうちに撮影し、
日本語ではコロジオン湿板、または単に湿板と呼ばれる場合も多い。
(wikipediaより)」
背景に黒をもってくるとポジに、白を持ってくるとネガになります。
おもしろいですね。
湿版写真について詳しくは、会場でdopeに聞いてみることをおすすめします。
様々な手法を試しつつ、トライ&エラーを繰り返し実験しつづけるdopeの作品は、
一度きりのスリルと、時間や記憶を内包する物としての魅力にあふれています。
ぜひ実物を、近くで見てみてください。
触れられる物には触れて、実際の目で確かめてみてください。
2/7(土)には、レセプションパーティが予定されており、
dopeも参加している「SPICE POSSE」によるカレーの出店もあります。
こちらもお時間よろしければ、ぜひお越しください。
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2015/02/03(火)〜02/09(日)
11:00〜19:00(最終日〜18:00)
*レセプションパーティ 02/07(土)
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2015/02/10(火)~02/15(日)
11:00~19:00(最終日〜18:00)
* レセプションパーティ 2/10(火)18:00〜20:00
Foodtelling ユニット<esara>によるパーティフードをご用意しております。
榎本マリコ/小笠原徹/北村佳奈/
長嶋五郎(ゴンゴン)/宮島亜希/Rob Kidney
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