こんにちは、スタッフの二宮です。
「大社優子 / niji ー虹ー」、始まっています。
大社優子 さんは2010年、2012年、2013年と
コンスタントにここタンバリンギャラリーで個展を開催しています。
2014年の今年のテーマは、
鎌倉にある世界各国の布や材料を扱う小山千夏さんのお店「fabric camp 」
真鶴にてオリジナルの洋服、小物をご夫婦で制作、販売している「スクランプシャス」
そのふたつの洋服のオーダー会が「fabric camp」で行われ、
そこでオーダーされた方々を、大社さんが鎌倉や真鶴で撮影する
というプロジェクトから始まっています。
大社さんが撮影した写真を、坂本真衣子さんの手で作られた
美しい装丁によってくるまれ完成した大きな写真集、
「fabric camp」と「スクランプシャス」の服や布、小物、それぞれが作った本を、
今度は、大阪・星ヶ丘にあるソーイングテーブル・カフェで展示をしました。
それらの一連の流れ、鎌倉、真鶴、星ヶ丘をつなぐ架け橋として
小山千夏さんがつけたタイトルは「虹」
そして、その「虹」は、タンバリンギャラリーまで伸びてきました。
鎌倉と真鶴、星ヶ丘の風景と、そこを拠点とする人々、集まって来た人たち、
「fabric camp」の布をつかって「スクランプシャス」が仕立てた洋服を着る人々、
それらの写真が、大社さんの想いとともに、ギャラリーに詰まっています。
そして今回は初めての試み、ギャラリーの奥のスペースに、
「RAINBOW STUDIO」と名付けたフォトスタジオができました。
大社さんが在廊中に、カメラマンとなり、写真を撮ってくれます。
大社さんの撮る人々は、いつも溢れ出しそうな笑顔をカメラに向けています。
ほんとに、みんないい顔をしていますね、と話すと
被写体がいいから〜、と大社さんは言いますが、
初日に撮影の様子を見ていると、和気あいあいと楽しそうで、
なるほど、それでこの表情が生まれるんだなぁ、と納得しました。
今回の個展の内容を決める前に、ほんとうは別のものを考えていたそうです。
それでも、それは、2014年の今、やることとは違う。と思い直し、
「虹」プロジェクトの着地点にすることを決断したそうです。
「今、こうして生まれているつながりのきっかけになったのは永井さん
(永井宏 = 美術作家、タンバリンギャラリーの創立スタッフ。2011年他界。)で、
そこからどんどんと世界が広がって行ってて、
鎌倉、真鶴、星ヶ丘と架かった虹の着地点はやっぱりタンバリンだな、
と思ったらとてもしっくり来たんです。
それが、今年、自分がやってきたことだから。」
と真剣なまなざしで語る大社さんは、自分にとても正直でまっすぐだなと思いました。
初日に駆けつけてくれた「スクランプシャス」のおふたりと大社さん。
ここではまだまだ語りきれないストーリーがたくさん詰まっています。
ぜひ、会場で大社さんと話されてみてください。
満面の笑みでお待ちしております。
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2014/10/21(火)〜 10/26(日)
11:00〜19:00(最終日〜18:00)
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Lou Reed Tribute Group Show
2014年10/28(火)~11/02(日)
11:00〜19:00(最終日〜18:00 )
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