「マグマジャイアンツ・古川義弘2人展 /名曲アルバム」始まっています。
雑誌、書籍、CDジャケット、演劇などのイラストで活動している、
マグマジャイアンツさんと古川義弘さん。
おふたりは学生時代からの長い付き合いで、お互いに音楽好きなこともあり、
「それぞれの名曲アルバム」というテーマを掲げ、
今回の展覧会を開催する運びとなりました。
会場入って、入口側のスペースにマグマジャイアンツさん。
アクリル絵具やマーカーで描かれたものと、コラージュの組み合わせ。
カセットテープやレコードを貼付けた立体コラージュ作品も楽しいです。
「ノイズ・ポール・モーリア」「慟哭のブルース」
ビートルズのパロディをしていたレヂデンツのパロディ、など、
マグマジャイアンツさんの作る架空のレコードジャケットは、
ユーモアとセンスに富んでいて
「僕の作品は質より量です。」とご本人はおっしゃっていましたが、
作品の面白さが物量と共に攻めて来る感じがありました。
奥のスペースが古川義弘さん。
キャンバスにこってりと描かれた絵画は、
友川カズキ、ILL BONE、JOE STRUMMERなどの名アルバムのジャケットを
古川さんが新たに描きおこしたもの。
絵の中の人物の表情、シチュエーションやストーリーがやけに気になるのは、
その音楽を物語っているということなのでしょうか。
学生時代、学年はひとつ違うのだけど、次第に仲良くなったおふたり、
「音楽の好きなジャンルとかは全然違うのだけど、
それに対する好きな度合いと言うか、音楽を意識的に聞いている感じが近くて、
互いの聞いている音楽が気になる、みたいなところは昔からありましたね。」
韓国の海賊版のCDは音が圧縮されすぎているとか、
リリースする音源は音質をすごくわるくして、
本人だけがその音楽をいい音で聞くという優越感を味わうミュージシャンのことなど、
音楽のマニアックな話はとどまることがなく、まるで友達の家で話をしているように、
リラックスしたムードでおふたりは話をきかせてくれました。
おふたりは、時間帯はそれぞれですが、ほぼ毎日在廊の予定です。
また、19日(土)18時頃から、「ザ・ハッピーズ」の中村ジョーさんによる
アコースティックライブもございます。
どなたさまもお越し頂けますので、ぜひお運びいただいて、
心地よいイラストレーションと音楽の世界に触れてみてください。
マグマジャイアンツさん作「慟哭ブルース」の絵がプリントされた
生地が最高に気持ちよい、と評判のTシャツも販売しております。
こちらもぜひ。
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NEXT EXHIBITION>>
2015/09/22(火)〜09/27(日)
11:00〜19:00(最終日〜18:00)
※レセプションパーティ 09/22(火)18:00〜20:00
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