こんにちは、スタッフの二宮です。
「やまぐちめぐみ / melody」始まっています。
やまぐちめぐみさんは、1998年頃から制作活動を始め、
都内カフェ、ギャラリーにて個展、グループ展に多数参加、
現在は絵を描くことに力をそそぎ、2015年秋に絵本の出版を予定しています。
2010年7月以来、タンバリンギャラリーでの個展は5年ぶり、
2回目の開催となります。
「色が音を奏でたなら、音が色を発したなら...
今回の展示は作品の中の色やモチーフたちから溢れる
歌声やメロディをやさしい空耳だとか小さな口笛のように
感じながら観てもらえたら。。
そんな風に思いながら描きました。」HPより。
新作をメインにグループ展等に描き下ろした旧作品、
古くは2003年から、新しくは2015年5月20日、個展開催直前までの
作品が、ギャラリーいっぱいに展示されています。
色と色が混ざり合ってできる色、筆のタッチ、
ドリーミングな世界、描かれるモチーフ、
大きな絵、小さな絵、どの絵にも、
やまぐちさんの絵を描く事の喜び、のようなものを感じます。
それが画面いっぱいに広がっていて、ギャラリーを彩っています。
一面が作品で埋められた壁を前に、
「玉手箱みたい…。」とおっしゃる方もいました。
「タンバリンギャラリーとはひょんなことがきっかけで出会い、
やはり、 ひょんなことからでしたがオープン間もないその年の夏に個展をし ました。
でも5年前の個展は私にとってはとても悔いが残るものだったので
この数ヶ月間、 作品作りをしていました。
いつも殆どエスキースなしで全体像さえ考えず、
今、 自分が塗りたい色は何色かと考え、一ヶ所、二ヶ所… と
画用紙にその時惹かれた色の絵の具に、手が伸びるまま色を置いて 行き、
画面に生まれ、 浮かび上がるまるでヒントのようなものを見つけて
そこから何かを 想像し、繋がったモチーフ( 例えば、リスだったり人、建物 )を
誕生させて行く。最近の描き方はそんな感じです。
それはとても愉しい作業で、DMにした作品は
自分の中ではいちばん 新しいものになりました。
扉らしきものが現れ、 女の子とウサギがその向こうの世界へ旅にでる。
案内役は、 不思議なふわふわ、ケサランパサランです。
同じような調子で描いたのが、個展のタイトルにした
『melody』
色が音を奏でたらどんな音がするのかな? 音が色だとしたら何色なのだろう?
タンバリンギャラリーを訪れてくださった方々それぞれが、
そんな風に愉しんでもらえたとしたら、とてもとても嬉しいです。」
個展へ向けて。やまぐちめぐみさんより。
以前、やまぐちさんとのやりとりのなかで
「めぐみさんが、絵を描いて展示するということは、生きていることの証かもしれない」
「めぐみさんが、絵を描いて展示するということは、生きていることの証かもしれない」
という話をしたことがあります。
やまぐちめぐみさんの活動を見ていると、
絵の中で生きているのか、生きている中に絵を描くことがあるのか、
境目がわからなくなります。
それくらい自然なことで、揺るがない意思があり、
やまぐちめぐみさんの活動を見ていると、
絵の中で生きているのか、生きている中に絵を描くことがあるのか、
境目がわからなくなります。
それくらい自然なことで、揺るがない意思があり、
でもアウトプットされたものはやさしくて、見る人をあたたかく迎えてくれる。
そんな風に、わたしは感じました。
「メロディ
それは色が音楽を奏でる時間。
ケサランパサラン、扉を開けて。さぁ、出かけましょう」
会場にはあたたかでやわらかいメロディが流れています。
ぜひお運びいただいて、たっぷりとした時間を過ごされてみてください。
2015/05/26(火)〜05/31(日)
11:00〜19:00(最終日〜18:00)
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若林夏 / PARADISE DIVE
2015/06/02(火)〜06/07(日)
11:00〜19:00(最終日〜18:00)
*レセプション 06/02(火)18:00〜20:00
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