2019年7月10日水曜日

Yusuke Isao exhibition「 Utsutsu |現 」

こんにちは、スタッフの二宮です。

Yusuke Isao exhibition「 Utsutsu |現 」
始まっています。



悳 祐介 さんは1983年生まれのアーティスト。
映像関係の仕事をしながら、
モノクロームの点描を使った手法で表現活動を続けています。
1年ぶり2度目の個展は「 Utsutsu |現 」
以下、DMより。

なりたちは玉の光沢があらわれ出る、
ひいて、「あらわれる」意を表す。

物や現象に目を向け、
形や汚れを読み解き別のものと接続する。

介入しているのは感覚的な目であり、
生まれたものは僕の手を離れている。












点描の技法を中心として描かれた作品は、
まっさらな紙の上に留まらず、
古い雑誌のページや広告、誰かに宛てられた手紙、など、
何かしらの痕跡があるもの上に潜むように描かれ、
またそれらの一部は家具職人WALRUSによって作られた特別仕様の額縁に収められ、
Xialong printによりシルクスクリーンとして刷り込められるなど、
様々な展開を広げています。

それに加え、彼が日常的に集めている古道具が作品と寄り添うように飾られ、
見知らぬ国の祝祭のような音楽が会場の空気を彩っています。








何者ともつかぬような形はどういったところからインスピレーションを受けているのか、
どのような考えで制作しているのか尋ねてみると、
例えば金属の破片や壁のしみ、花の一部、欠けた彫像など、
気になる形を自身の頭の中で組み合わせ、光りと影を点描の密度で描きわけ
一つの形に落とし込んでいるのだそう。
モノクロで描くことによって物質の持つ情報量を限りなく少なくし、
形そのものを追うことができる。というような事を悳さんは語ります。

古いものが好きなのも、普遍的なものへの憧れがあり、
自身もそういったものが作れたら、といった思いから、
自然と集まって来ているのかもしれません。

元々は映像学科で実験映画なども作っていたという悳さん、
彼が描いた形が音楽に合わせて動き出す映像もかなり独特で
「踊りの気持ちがペン先にしか宿れない」という自身の言葉を物語っています。
初日は準備中でしたが、ぜひ会期中に見て頂きたいところです。





絵を描くというもっともシンプルなところからスタートして
様々な方向に広がっていく世界。
魅せる、伝える、といったことを考えた時、
表現の仕方はいく通りにもあることを気づかせてくれます。
ぜひ、いろんな方に、体感して頂きたいです。

13日土曜日には17時より、友人のDJが集まり、
レセプションパーティが開かれます。
ぜひこの機会に足をお運びください。

悳さんは毎日、お昼頃から在廊の予定となっております。

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2019年7月9日(火)〜7月14日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)
*レセプションパーティー 7月13日(土) 17:00~20:00

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2019年7月16日(火)〜7月21日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

家鴨窯 / 鹿子木 美 / 北原のり子 / にのみやなつこ
松本康孝 / 宮嶋結香 / ロバとコトリ
*レセプションパーティー 7月16日(火) 18:00〜20:00 

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2019年7月3日水曜日

玉置容之[bud]

こんにちは、スタッフの二宮です。

玉置容之[bud]、始まっています。




玉置容之さんは、1982年生まれの絵描き。
今展は7年ぶり、2度目の個展となります。
budの意味を尋ねてみると、
芽やつぼみ、双子葉や単子葉の植物の総称であり、他にも俗語があったり、
文字の形がよかったりと理由はありますが、
2回目の個展なので、土から出た双葉の芽が開くといったニュアンスで、
タイトルに選んだのだそうです。







玉置さんは、今まで描いてきたものを再度自分の中で発掘し、
そこから発展させ膨らませたり、削ったりしながら、
一つの絵やアイデアを、時間をかけて広げていくという方法を取っています。
絵の内容は、その時々で変化し、ニュースや世の中の流れで
気になっていること、見聞きしたことで敏感に反応したものを
素直に表現しているので、様々な絵のタッチや表現方法があり、
まるで一人の作家のものではないような印象を受けます。

玉置さんは山に登るのが好きで、それは彼にとって一人の作業であり、
絵を描くことと似ていると言います。
今まで、ずっと一人で絵を描き続けていましたが、
それは誰かに見せるためのものではなく、
自分が見たいものを純粋に描くという行為でした。
しかし、こうして人前で発表することを選んだということは、
彼の中で何かのつぼみや芽が少し開いたのかもしれません。
全ては流れの中にあり、タイミングやきっかけで物事は進んでいる、
そういったことを感じます。










「言葉があまり得意ではないので」
と玉置さんは言いますが、絵についての少しの説明や気持ちを聞くだけで
イメージが広がり、とてもおもしろいです。

玉置さんは土日を中心に在廊の予定となっています。
土曜日には17時からレセプションパーティが開かれますので、
この機会にぜひお越しください。

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2019年7月2日(火)〜7月7日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

*レセプションパーティー 7月6日(土) 17:00〜20:00 

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悳 祐介 / Yusuke Isao

2019年7月9日(火)〜7月14日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)
*レセプションパーティー 7月13日(土) 17:00~20:00

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2019年6月19日水曜日

What's Taisetsu? More!

こんにちは、スタッフの二宮です。

「What's Taisetsu? More!」始まっています。




"アートを身にまとう" をテーマに、
福祉事業所から生まれるアートをファッションへとデザイニングする
福岡発ブランド「taisetsu product(たいせつプロダクト)」
2度目となるギャラリー展示会「What's  Taisetsu? More!」が、
タンバリンギャラリーにてスタートしています。








「たいせつプロダクト」のイラストはすべて
福岡市西区今宿にある社会福祉法人未来駅(ステーション)
障がい福祉サービス事業所 愛で行われている
芸術表現活動 "あいあいエクスプリモ"で生み出された作品です。

それを「たいせつプロダクト」のデザイナーが洋服に落とし込み、
商品として販売し、売り上げの一部を"あいあいエクスプリモ"の活動
および知的障がい者の自立支援に役立てられているとのこと。

のびのびと描かれたイラストは本当に楽しく、思わず笑顔になります。
「絵を描いてもらう時に、具体的なテーマを与えるというよりは、
『ワクワクしたこと』とか、『楽しかったこと』みたいな形で、
記憶や体験を元に描いてもらうことが多いですね。」
とたいせつプロダクトの木村さんはおっしゃいます。
上手に描くことよりも、心の中にあるものを素直に描くことを目的としているので、
絵の具の使い方も大胆で、チューブの絵の具など一瞬でなくなるそう。

「たいせつプロダクト」は現状、ほぼ4人の女性で運営していますが、
元々はデザインの会社をやっていた方々で、
アートディレクターの鬼塚さんが絵画教室を開いた際に、
参加された人たちの絵を見て、心打たれ、これをお洋服にしたい!
と思ったことからスタートしたそうです。









「さくらもち」や「ジャングルジム」など、モチーフになるものも
独特で、自由な発想、斬新な表現方法に、はっとします。
 絵を描く人たちの素直な気持ちと、
それをお洋服に仕立てて世の中に届ける人たちの情熱が合わさって、
なんともエネルギッシュで楽しく、見ていてワクワクするファッションです。

描く人、作る人、着る人がみんなハッピーになる。
そういった循環が、たいせつプロダクトのたいせつにしていることなのだと思います。





初日のオープニングでは新納平太さんのケータリングで
とても華やかなムードに包まれました。
22(土)には16時より、代表の鬼塚さんによるトークイベントも行われます。
ぜひ足をお運びいただいて、お洋服に袖や足を通してみてください。

「What's Taisetsu? More!」は6/24(月)のお休みを挟みまして、
6/30(日)まで続きます。


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2019年6月18日(火)〜6月30日(日) ※6/24(月)休み
11:00~19:00(最終日18:00まで)

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2019年7月2日(火)〜7月7日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

*レセプションパーティー 7月6日(土) 17:00〜20:00 

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2019年6月5日水曜日

石橋 淳一「Paris 2013」

こんにちは、スタッフの二宮です。

石橋 淳一「Paris 2013」始まっています。


2013年の11月、
3泊の予定だったパリでのアクシデントと、
その結果の思いがけない3週間近いパリ滞留。

その日々の気分の記憶を、
戻ったあと折に触れて思い出しては描きちらし作りちらし、
溜まってしまった。

溜まったものをたなおろしします。
昨年の『団十郎とあはぎのゐる家。』展に続き、
広告会社退職後の
おのれ正直作品展の第2弾。
サイトより)


石橋淳一さんは、
幼少の頃から、様々な創作に触れ、広告代理店でデザイナーとして勤務し、
昨年、タンバリンギャラリーにて俳句の展示を行うなど
創作活動の幅は広くとどまることを知らないのですが、
今展は、ずっと大事にあたためて来た、
2013年のパリの旅行についての展示となります。









2013年の11月、娘さんと奥様と1週間の予定で出かけたロンドン・パリ旅行。
パリ滞在の3日目、不揃いな石畳につまづき動けなくなってしまった奥様は、
緊急入院となり、大腿部の骨折、手術、リハビリとなり、
3日の予定だったパリ滞在は、思いがけないアクシデントによって
3週間となりました。







「私のことは気にせず、観光してらっしゃいよ。と言われてもね、
そんな気分にもなれず、病院とホテルを行ったり来たりしてたんですけどね。」
と石橋さん。
その間に目にとまった風景、街角で演奏するミュージシャン、
カフェでお茶をする人々、街並み、ホテルから見えるエッフェル塔、その光、
そんななんてことないパリらしい風景が、きっと石橋さんの心を癒していたのでしょう。
描かれる絵はなんとも力みがなく朗らかで、
悲しみや重さが全く感じられません。

しかしながら、アクシデントの瞬間を、様々な描き方で描いていたり、
奥様の横顔を繰り返し描いたり、石橋さんの心の奥にある
深い思いを端々に感じられます。






多才な石橋さんのもう一つの顔は、ぬいぐるみ制作。
光を放つエッフェル塔や生き物のようなノートルダム寺院が
なんとも愛らしく、しかしながらどっしりとしていて存在感を放っています。
むずかしそうな顔をしながらノートルダムにビーズを縫い付けていましたが、
きっとなんども反芻したり咀嚼したりしながら
旅や風景や奥様を思い浮かべては側にいることが
なんとも楽しく美しい時間なのだと思います。

展示の解説として、描かれた場所のマップと少しの説明がありますので、
そちらも合わせてご覧になると、この展示がより一層楽しめます。
本当は、一つ一つの絵に、短い日記のような文章もあるそうなので、
会期中に増えていくことを期待して楽しみにしていようと思います。





初日は、石橋さんを慕う多くの方で賑わいました。
照れくさそうにしながらも、石橋さんは以下のスケジュールで
みなさんをお待ちしておりますので、
ぜひ足をお運びいただいて、この旅を楽しんでみてください。

<石橋さん在廊予定>
5(水)15:00頃から
7(木)16:00頃から
8(金)13:00頃から
9(土)13:00頃から
10(日)13:00頃から

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2019年6月4日(火)〜6月9日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

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Velobici 展示会
2019年6月12日(水)〜6月16日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

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