2019年1月10日木曜日

DOLLSSAN solo exhibition 「NONTITLE」

こんにちは、スタッフの二宮です。
本年も、何卒よろしくお願いいたします。

DOLLSSAN solo exhibition 「NONTITLE」、始まっています。



「for kidult(子供心を持つ大人たちへ)」
「ふやけた世界」をコンセプトにぬいぐるみを制作している

DOLLSSANによるsolo exhibitionです。


DOLLSSANの手元からあふれ出した「NONTITLE」(ノンティトル)
それは一体何者なのか!
誰か教えて!

「NONTITLE」の正体を明らかにするのは
DOLLSSANがともに踊りたくなった6人のアーティストたち

それぞれのアーティストたちの手を目を通して、
NONTITLEは新しい姿に。

DOLLSSAN初となるコラボレーションが主となる展示。
ぬいぐるみの新たなる可能性。

(テキスト・企画 則竹貴子)













TRUNKシリーズ、TOYシリーズ、毛に覆われた花瓶にもなるKEBINシリーズ、
また某有名絵画にチャレンジしたGuernicaなど、
展示はいくつかのカテゴリに分かれています。

DOLLSSANの作るぬいぐるみは、一般的なイメージのかわいい、
という印象のぬいぐるみとは異なります。
一つの体にいくつもの顔がくっついていたり、
体の上に食べ物や乗り物がくっついていたり、
目が光ったり、ふわふわしていないものもあります。
ぬいぐるみ=かわいい、ということへ対してのアンチテーゼかと思い聞いてみましたが、
DOLLSSANの中ではかわいい、という許可を出したものを制作している
のだそうです。

DOLLSSANにぬいぐるみを作り始めたきっかけを尋ねてみると、
ふわふわしたものを扱いたい、と思ったことがきっかけで、
トリマーの学校に通い、卒業してトリマーの仕事に就いたけれど、
本物の動物を飼ったことがないし、生きていて動くものの毛にハサミを入れることが
こわいと感じるようになり、その仕事を辞めてしまいます。
そこで、ふわふわしているけれど動かないもの、ということで
ぬいぐるみに行き着いたようです。
その話を聞いたあとに、再度DOLLSSANのぬいぐるみを見てみると、
トリマー時代に学んだカットの技術が生かされていることに気づきます。

また、展覧会のタイトルであり今展のアイコンである
「NONTITLE(ノンティトル)」には口がありません。
表情のほとんどが口で表される、とDOLLSSANは考えていて、
見た人の気持ちに寄り添えるように、表情をあえて作っていないのだそうです。
「NONTITLE(ノンティトル)」という、名前がないようである、
無表情の表情が、静かな存在感を示しています。

そして、初の試みとして、今展では「NONTITLE(ノンティトル)」に、
6名の作家がコラボレーションしています。











コラボレーション作家は、
伊藤桂司/牛木匡憲菅田ミサsneeuw二宮佐和子根子敬生(CIVILTOKYO)
※50音順・敬称略

「みなさん、真剣にふざけてくれていて嬉しいです!」とDOLLSSAN。
タイトルやコンセプトも含めて、どうぞお楽しみください。

また、初日のオープニングでは、
サウンドアート発動家「Kook」によるライブが行われ、
エキセントリックな空間に磨きがかかっていました。





ひとくちにぬいぐるみといっても、多様な表現やアプローチがあることに
気付かされます。
まさに、子供の心を持ったまま大人になったような
DOLLSSANの遊び心と挑戦と愛情に溢れた空間に、
ぜひ触れていただきたいです。

DOLLSSANの在廊は初日と最終日のみとなりますが、
たくさんのぬいぐるみがお待ちしております。
初日より、続々と購入が決定してますので、
お目当てのものをお探しの方は、どうぞお早めにお越しください。







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2019年1月8日(火)〜1月13日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

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NEXT EXHIBITION>>
2019年1月15日(火)〜1月20日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)
*レセプションパーティー 1月15日(火) 18:00~20:00

池田彩香 / おがたりこ / こうのかなえ/スガミカ / 時吉あきな/ 遊


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