こんにちは、スタッフの二宮です。
仲村直+米村知倫「メモリシティ」、始まっています。

みなさんにも過去の記憶というものが脳やからだの中にあるかと思いますが、
自分たちの記憶に残っているイメージ、
または空想からイメージしたものをイラストにして、
それをぼんやりとつなげて、ひとつの架空の町にしてみたら、
そこからはいったいどういう景色が見えるのだろう?
そう思い立ち、今回展示をやってみることにしました。
そこはタンバリンギャラリーでありながら、
無意識と意識が織り交ざった幽霊のような町かもしれません。
それらは記憶のメモリー、パソコンのメモリ、なにかを図る目盛りーだったりします。
さて、ようこそ、メモリシティへ。
(サイトより)

熊本に生まれ、現在は大分にて活動している米村さんと、
京都に生まれ、日本を点々とし、現在は東京にて活動している仲村さんは、
2年ほど前、イベントをきっかけに知り合います。
仲村さんがあるとき、前世が見える人に自分自身を見てもらった際に、
「一度、誰かと組んでやってみるといい。」と言われ、
さて、誰と組もう、と考えたときにふと米村さんのことが浮かび、
それからすぐに米村さんに連絡をとり、今回の展示へと繋がって行きます。
まるで旧知の仲のように思えるおふたりですが、
ある意味運命的で、引き寄せられたものがあるのかもしれません。
それほどまでに、この『メモリシティ』は、
絶妙のコンビネーションで作られています。
ヒキの構図で、自分の記憶の中にある街を、
モノクロの線で描き込んで行く米村さんと、
ヨリの構図で、自分の頭の中にある架空の街を、
鮮やかな色彩で塗り込んで行く仲村さん。
描き方もその内容も、まったく対照的なおふたりですが、
どこか丸みのある表現に、やわらかな雰囲気が心地よく、
ランダムに配置される事にまったくの違和感を感じません。
「よねさんの絵を見ようとすると、近づいてみるために、僕の絵は目に入らなくなり、
逆に僕の絵を見るために遠くで見ていると、よねさんの絵が見えなくなるんですよね。
お互いにじゃましてない感じがして、これは設営して気付いたので驚きました。」
と仲村さん。
おっしゃる通りで、ランダムに配置されたお互いの絵は、
ここちよいリズム感を生んでいます。
また、添えられたキャプションもそれぞれ文章の描き方が全く違うので、
そこもまたおもしろいところ。
記憶を探って、どこか郷愁をくすぐる米村さんの文章に、
歌詞のような、言葉遊びのような、テンポの心地よい仲村さんの文章、
どちらも独特の感性です。
会場をぐるりと見て回って行くと、
どこかなつかしくておかしくて、あたたかいものがおなかの底にたまっていきます。
記憶というのは曖昧で、子どもの頃のことも、
それが本当にあったことなのか、自分で勝手に作った物語なのか、夢でみたものなのか、
どれだかわからないことがたくさんあります。
そういったものをまるっと包み込んでくれるものが、
メモリシティにはあるのかもしれません。
米村さん、仲村さんとも、毎日どちらかが在廊されてます。
21(土)には17時よりレセプションパーティが開かれます。
実は、メモリシティの歌も、あるようなので、
ぜひお二人に歌ってもらいたいですね。
こちらはどなたでもお越し頂けますので、どうぞお気軽にいらしてください。
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2017/10/17(火)~10/22(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)
*RECEPTION PARTY 10/21(土) 17:00~20:00
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NEXT EXHIBITION>>
2017/10/24(火)~10/29(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)
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